平和

この世に生を受けたものは皆、そのかけがえのない命を、人間としての尊厳を保ちつつ全うしたいと願います。そのためにはまず「平和」が前提でなくてはなりません。

しかしいたるところで戦争はやむことなく、貧困や飢餓が人の手でつくり出される現実は「平和」とはあまりにも大きくかけ離れています。強い者、速い者、富める者の論理が優先されるその裏で、実に理不尽なこと、あまりにも悲しいことが国の内外を問わずいかに多く存在するかを、日々のニュースは私たちに伝えます。

個人が貧困や飢餓、戦争といった大きな力に対抗することはとても難しいことです。しかし多くの人がともに考え、行動するならば希望へと続く道は大きく太くなるはずです。私たちはその一人になることを願って、常に視座を遠くにおきつつも、今この時点での可能性を、特に女性の視点から考え、発信し行動しています。

今年の行動目標として以下のことを考えています。

  1. 平和憲法、特に戦争放棄を明記した9条堅持の立場から、「改憲手続法」を廃止するよう積極的に活動していく。当面は「憲法審査会」を始動させないよう、強く働きかける
  2. 「日米安保条約」「日米地位協定」の見直しについて議論を深め、政府に働きかける
  3. 「在日米軍再編」に強く抗議し、在日米軍基地の縮小、撤去を求めていく
  4. 自衛隊の海外派兵恒久化を可能にするあらゆる動きに反対していく
  5. 核実験に反対し、核兵器の廃絶を目指して行動する
    非核三原則の厳守を求め、核兵器持込に関して情報開示を求める
    核不拡散条約(NPT)を受けて、核保有国を含めた国際的な核廃絶の動きを支援し、日本政府に対し積極的役割を果たすよう求める
  6. 生物・化学兵器の廃止、全面軍縮の実現にむけて政府や国連、国際機関への要請行動を行なう
  7. 紛争地域の市民、特に女性への重大な人権侵害に対し、その防止と救済を政府に要求する
  8. 「慰安婦」問題について、政府の責任において被害女性への謝罪と補償をするよう求めていく。さらに、歴史認識をゆがめ、侵略戦争を美化する傾向に対して抗議し、正しい歴史認識を広めるようつとめる
  9. 国連安保理決議1325,1820,1888,1889の実行を政府、国連、国際機関に要求していく